高砂

アホやからサ行の次、カ行に行ってた。

IQ低いからしょうがない。

と言うことで、次はタ行。

生まれ故郷、高砂。

年1、2回帰ってもあんまなんも思わない。

あぁこんなもんか。みたいな気分なって東京戻ってくる。

遊ぶ言うても、隣の。

10キロくらい離れた姫路、加古川の居酒屋かラウンドワン。

なんもなさすぎて、

めんどくさなって友達と満喫泊まったり、

誰か1人金ないやつおるから、

1人ヒーヒー鼻からチンチンみたいな鼻息出した奴、妥協して

風俗いかんと、金太郎でシャコって終わりみたいな。そんなとこ

勉強せんかった奴は、高卒で工場

ヤンキーは鳶職

可愛い子は結婚

拗らせとる女はインスタグラマー

いじめられとった天才は東大卒

普通な奴はカーディーラー

マドンナは社長の愛人

そんな感じ。

知らんけど

好きか嫌いか言うたら。

んーーー。言うて

まぁまぁまぁ。んー？まぁ？普通？みたいなあやふやに言う。

帰ったら、金で飛んだやつみたいに、こそこそコンビニに行く。外出する。

というのも、地元にはいまだに中学時代の栄光にすがって生きてる奴がいる。

後輩に自分が勝つまで大金を賭けた賭博をし、買ったら払えよっていうような奴だ。

地元で唯一、祭りで「この金でお前ら来年ガンバレ」と後輩に託すお花代を

キャバクラに全て溶かした男だ。

既婚者。

できちゃった結婚。

そいつに会ったら1巻の終わり。

何されるかわからない。

というのも高2から嫌すぎて祭り飛んでる。

ということもあって、身動き取れないのだ。

それもあってか、会わなかったら会わなかったで、安堵。

より一層家族や友達に会うのが安心する。

友達も同志で、そいつがいないであろう神戸に連れてってくれる。

もしかしたら彼こそミスター地元。

当たり前のことを当たり前にいいと思わせてくれてるのかもしれない

センキューしげ